浄土宗 一行院 千日谷淨苑

浄土宗 一行院 開山400周年記念
千日谷淨苑(せんにちだにじょうえん) 」プロジェクト
神宮の杜に寄り添い、
ご供養の未来を創造する。

浄土宗永固山「一行院」は、開山400周年の節目に、
新たな神宮の杜のシンボルとなる寺院を目指し建築家隈研吾氏とコラボレーション。
明治神宮外苑の豊かな緑に癒される東京信濃町の地に、
納骨堂「千日谷淨苑」を開苑しました。
今後、100年の安心・安全な寺院をとの想いと
日本文化の象徴の一つとなることを望み、
和の大家と呼ばれる隈研吾氏に夢を託しました。
2020年に向け、変貌しつつある東京。なかでも新国立競技場を擁する明治神宮外苑は、都心に位置しながらも都会の喧噪と切り離された緑豊かなスポーツと癒しの地です。
この神宮の杜に寄り添う信濃町に「千日谷淨苑」は誕生。ご先祖様を供養する「墓」は、現代まで脈々と受け継がれてきた日本の歴史・文化といえるでしょう。
浄土宗永固山一行院は、日本の伝統文化を伝承しつつ、時代に沿った新しい癒しの空間を世に残すべく「千日谷淨苑」を企画しました。
今後、未来に亘り人々の想いや優しさを残すための、新しいお墓のかたちです。

DESIGN CONCEPT

和の風情を印象づけるアルミの丸瓦と豊かな陰影を生む大和張りのファサード、建築と自然をつなぐ勾配屋根がつくるメリハリのある外観デザインです。
エントランスホールでは、外部と連続する大和張りの壁と天井、ヒューマンスケールな和紙の重ね貼りがお迎えします。
参拝フロアは、温かみと奥行きを生む杉の竪羽目板スクリーン、水墨で染め上げた左官壁がつくるフォーマルな空間です。
参拝ブースの墓石は、ミニマルなデザインとシャープなディテールにより、黒御影石の存在感を引き出しました。
和の伝統と自然素材を現代に昇華させた新しい墓苑の姿です。
隈 研吾(くま けんご)

KENGO KUMA

PLOFILE
隈 研吾(くまけんご)、1954年生まれ。一級建築士。
戸田建設、コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員を経て、1990年 隈研吾建築都市設計事務所を設立する。
法政大学工学部建設工学科非常勤講師、慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授、早稲田バウハウス・スクール講師、慶應義塾大学理工学部客員教授、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授、アメリカイリノイ大学建築学科客員教授を経て、2009年4月より東京大学工学部建築学科教授。
2008年 フランス・パリにKuma & Associates Europe設立。
2009年 フランス芸術文化勲章オフィシエ授与。受賞歴:1997年 日本建築学会賞作品賞(登米町伝統芸能館)、2001年 村野藤吾賞(那珂川町馬頭広重美術館)、2010年 毎日芸術賞(根津美術館)、2011年 芸術選奨文部科学大臣賞(梼原・木橋ミュージアム)他。現在は、新国立競技場の設計に携わる。